

― 最新アルバムにはどんな思いが込められていますか?
僕っていつもあまりアルバムについてテーマを考えないんですけど(笑)、プロデューサーの徳田さんに「いいテーマある?」って聞いたら、即答で「Heart to Heart」だって言うんですよ。最初「えー、ヤダ」と思って。だって信用金庫のキャッチフレーズっぽいでしょ?(笑) でも震災の後、これがポコッと僕の心にも浮かんできて、これくらいで丁度、というかこれがいいんだと素直に思いました。
昨年末に作った曲もありますが本格的な制作は震災後からで、どういう曲を書いていくべきかすごく考えました。以前須藤晃さんという、尾崎豊さんのプロデュースをなさってた方が、「これからの世界を変えていくのは、文芸、芸術、音楽だ。そういう人たちが世界を良い方向に牽引していくと思う」とおっしゃって、その言葉をずっと胸に留めてて。まずは今回、アーティストとして、ものを言おうと思いました。聞き手と作品の間に、強い化学反応を起こしたいと思っています。
ただ、今回本当に時間がなくて(笑)!地震があったし会社の者が入院するし、僕は8匹の犬を抱えてどうしたらいいんだ!って。普段からコツコツ書いておくべきだったって反省しましたね〜。そんな中で詞を書いていたら、我が出なかったんですよ。
我が出ると、「このフレーズに4時間かかった!」みたいなことがあって、でも人に聞かせると素通りされたりするんです。逆に時間がなくてすごい集中力で作ったら、今まで以上に良い評価をもらいました(笑)。
― 40代といえば不惑ですし。
本当にそういうのあるかもしれないですね。震災が起こって、自分がやらなければいけないこと、進む方向が見えました。今回の震災で被害を受けた東北の方々を見ていると、日本人古来の気高さがあって本当に美しいと思いました。こんな素敵な国はそうないですよね。それなのにテレビでは責任の擦り付け合いや我が丸出しみたいなことばかりで、悪い見本がザバザバ溢れてる。
暴動が起こらなくて良い国だと言われるのもいいけど、東北の方々が持っている気高さや他にも良いものが僕らの中にあるということを、日本を愛するアーティストとして、今後10年20年先はそこを示していければいいなと思っています。
― どんな人に聴いてもらいたいですか。
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、3つまでに覚えたことは忘れないんですよ。そんな小さな子に、夜寝る前に聴いて欲しいと思って作りました。大人になった時、こういう歌だったんだと思ってもらえる歌を書きたい。僕が10年先の子どもたちに何ができるだろうと思ったら、歌ですから。
最近僕は若い人に喜びをもらっているんです。社員旅行でハワイに行ったときも、勝手に写真を撮るのは大人たちで、若い子は「一緒に写真撮ってもらえますか」ってちゃんと言ってくれる。「わあ素晴らしい、将来この子たちの子どもが生まれたとき、その未来の子どもたちにも僕の曲を聞いてもらいたいな」と思いました。

― 最近はバラエティ番組にもご出演を。
『新堂本兄弟』ですね。Kinki Kidsのおふたりをはじめ、みんな素晴らしい才能をもった人ばかりですよ。AKB48の高橋みなみちゃんといちばん喋ってるかもしれない(笑)同じコーラス隊で本番前に一緒に練習するんで。まだ慣れなくてとまどいを隠し切れないんですけど(笑)、普段会わない人と会えてお話も聞けるし、面白いですね。いい番組にジョインさせてもらったと感謝しています。
― 素敵な歌詞が多くて、例えば「ゥンチャカ」が好きなんですが、何か参考になさってますか?
ありがとうございます、美輪明宏さんも好きだと言ってくれました。言葉を参考にするのは、映画やアメリカのドラマが多いかも。『フリンジ』、『スーパーナチュラル』、『スパイダーマン』も好きですね。ああいうのに意外といい言葉があって、メモをして後で膨らませたりしています。 でもいちばん大事なのは、普通の会話です。みんないい言葉を喋ってることに気づいてないんですね。僕は「ひと」が書きたいんだと思います。同じ目線で、生活をしている感覚で書きたい。みんなが忙しくて、美しいとか可愛いさえ言い忘れてるのを、僕が請け負って生活のほとんどを使って書く。そういう役割だと勝手に思って楽しんでます。だから、いい言葉と言われると誇らしいです。詩を書くことに人生をかけているので嬉しいですよ、ありがとうございました。

これが今、めちゃくちゃ好きです。楽天で買ってますよ、プラチナ会員ですから!普段よく使うけど、見た目があまり良くないものを隠すのに丁度いいです。僕は腕時計とかUSBを仕事場に持ってくるときに鞄にこの本ごと入れてきます。ものによっては、何年代のレプリカと書いてあるものもありますよ。
お買い物袋で手が痛くなることがあるけど、これを通して持つと痛くないんです。パソコンのコードをぐるぐる巻いて結束バンドにしたり、ヘッドフォンをかけたりしています。色数もあって、これはたくさん欲しいです。グッドデザイン賞ももらってて日本製ですよ。日本はいいもの作ってますね!
インターネットの楽しさって人から聞いたものを検索するより、これはないだろうと思ったものを検索するのが楽しいんですよ。そうやって探して見つけたのがコレ(笑)。ヘルメットの中に貼って汗を吸うもので、僕は帽子に貼ってて夏の必需品です。ガーデニングする人とかサンバイザーにもいいと思いますよ。
これもイチオシ!お願いだからこれ買ってって思う!(笑) 氷を入れて、6時間くらい氷が溶けないんですよ。ベッドの脇に置いて寝て、朝起きたらまだ氷が残ってました。これも節電向きで今いいんじゃないですか。割れないし、超ヒット作品です。最近はふつうのグラス使わないですね。

■最新情報
槇原敬之さん最新アルバム『Heart to Heart』 2011.7.27発売
(初回生産限定盤)BUP-00001〜2 \3,500 ※『林檎の花』『Remember My Name』のミュージックビデオDVD付き。
(通常盤)BUP-00003 \3,000
2010年にスタートした槇原敬之さんの独自レーベル「Buppu Label」初のオリジナルアルバム。JR東日本東北新幹線新青森開業キャンペーン「MY FIRSTAOMORI」CMソング『林檎の花』、配信限定シングル『Remember My Name』、今年2月発売されたニック・カーター(バックストリートボーイズ)のアルバム「I'm Taking Off」に収録された『Jewel In Our Hearts』のセルフカバー等を含む、渾身の意欲作です。
※アルバムデモ音源ダイジェストをYou Tubeで公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=IyQ1qcS-EOM

■ライブ情報
Makihara Noriyuki Concert Tour 2011-12 “Heart to Heart”
2年ぶりとなるコンサートツアーが決定。
7月27日(水)発売のNew Album “Heart to Heart”を引っさげて、2009年「Long Distance Delivery tour 2009」以来、2年ぶりとなる全国ツアーが決定しました。
詳細は、http://www.makiharanoriyuki.com へ

■プロフィール
槇原敬之さん
1969年大阪府生まれ。1990年デビュー。これまでシングル41枚、アルバム17枚(今回18枚目)をリリース。男性ソロアーティストとしては、アルバム総売上歴代1位。2010年、デビュー20周年を機に独自レーベル「Buppu Label」を立ち上げる。8匹の犬と暮らす大の愛犬家でもある。毎週土曜21時TBSラジオ「はい、槇原です。」、毎週日曜23:15〜フジテレビ系「新堂本兄弟」レギュラー出演中。
槇原敬之公式サイト http://www.makiharanoriyuki.com/
※2012/3/1〜2012/3/31集計結果より
2012年
2011年
2009年
2008年